新年は変化と前進の時です。そして言うまでもなく抱負を立てる時でもあります。古代バビロニア人は、記録に残っている限り、人類史上初めて新年のお祭り騒ぎをした人々として知られています。四千年以上も前、彼らは「一年の計は元旦にあり」ということを信じていました。
年明けはほとんど世界中で祝われています。ただし、「再生」や「刷新」の概念は共通しているものの、日付は文化によって様々です。1月1日を祝ったのはローマ人が最初でした。それは紀元前153年のことでした。1月の英語名、Januaryはローマの神、Janus(ヤヌス)からとったものです。ヤヌスはふたつの顔を持っていました。ひとつは後ろ……過去を向いており、もうひとつは前……未来を向いていました。英国の古代の多神教徒たちは季節の変化に着目しました。そしてバビロニア人たちは一年の始まりを春分の日に定めました。このころ、自然が芽吹き、春が始まるからです。昔は多数のキリスト教徒たちも春分の日を祝っていたのですが、1582年にローマ教皇グレゴリー8世がグレゴリオ暦(太陽暦)を押し付けてから、その習慣は廃れました。冬至もまた元旦として人気がありました。一年で最も日が短くなるこの日、闇と光のバランスが移り変わり、人の考えは新しい始まりに向くようになります。このころ、人々は過ぎ去った一年を振り返り、これからやってくる一年に思いをはせます。
世界の主要な宗教が新年を祝う時期は様々です。イスラム教徒にとって、来る新年は2008年の12月29日です。ヒンズー教徒は毎年4月13日か14日に新年を祝います。ユダヤ教の場合、2009年の9月18日が元旦に当たります。そして中国人は太陰暦に従い、2009年1月26日に「牛の年」の到来を祝います。宗教によって元旦の日付が様々であることは、三日坊主の人にとって朗報かもしれません。たとえ新年の抱負が挫折しても、中国の習慣に従い、1月26日にやり直せばいいのですから!それもダメだったら、バビロニア人のように春分の日に再度チャレンジすればいいでしょう!